【社説】国連で韓国の国際社会の責任を力説した尹大統領
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.09.22 12:00
尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領が20日(現地時間)、国連舞台にデビューした。コロナ・パンデミックで3年ぶりに正常開幕した第77回国連総会基調演説を通じてだ。多くの首脳がロシアのウクライナ侵攻を批判する中で、尹大統領は「自由と連帯でパンデミック以降の世界危機を克服しよう」とし、この過程で「世界の中枢国家」韓国がその責任と役割を果たすと強調した。
「自由と連帯:転換期の解決策模索」をテーマに11分間演説を行った尹大統領は、「自由」に21回、「国連」に20回、「国際社会」に13回言及した。尹大統領は「国家内で個人の自由が脅かされる時、共同体の構成員が連帯して脅威を取り除き、自由を守らなければならないように、世界市民や国家の自由が脅かされる時、国際社会が連帯して自由を守らなければならない」と述べた。政治入門以降、就任の辞と光福節(解放記念日)慶祝の辞を貫くキーワードである「自由と連帯」のメッセージを通じて「新冷戦」構図に変化した国際秩序で韓国外交の指向点は自由陣営との価値同盟であり、その中で韓国が本来の役割を果たすという点を公式化したという意味がある。