米経済学者「通貨スワップは為替市場にプラス…韓米間の締結は期待しない」
ⓒ 中央日報日本語版2022.09.22 11:19
国際通貨基金(IMF)チーフエコノミストを務めたカリフォルニア大学バークレー校のモーリス・オブストフェルド教授が21日、通貨スワップは為替市場の安定にプラスと述べながらも、韓米間の通貨スワップ締結の可能性については懐疑的な見方を示した。
オブストフェルド教授はこの日、ソウルプラザホテルで開かれた「主要20カ国・地域(G20)グローバル金融安定カンファレンス」に出席、記者会見の場で韓国の通貨スワップ推進に関する質問を受けるとこのように答えた。
オブストフェルド教授は「通貨スワップを幅広く持つことが低費用で世界金融市場の安定をもたらすことができ、為替市場の安定にも役に立つ方式だと主張してきた」とし「米国連邦準備制度理事会(FRB)もより多くの国と通貨スワップを締結する必要があると考えていて、韓国もそのような国になる良い候補」と述べた。