米議会調査局「ウクライナ戦争が北朝鮮の核保有をあおっている」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.09.21 11:39
「ウクライナ戦争が北朝鮮の核保有の必要性を強化した」という内容の米議会調査局(CRS)の報告書が最近公開された。北朝鮮の立場では、過去ウクライナが核兵器を捨てた見返りにロシアの侵攻を招いたと判断する可能性があるという指摘だ。米議会は政策・法案を作る際、このようなCRSの報告書を参考にする。
CRSは15日(現地時間)更新した報告書「北朝鮮」で、「ウクライナ戦争によって金正恩(キム・ジョンウン)委員長は行動の自由がさらに大きいと結論を下す可能性がある」と憂慮した。ウクライナが1990年代、米英露の経済支援と安全保障を約束され、旧ソ連の遺産である核兵器を放棄したが、ロシアが協定を破ってウクライナに侵攻した状況に関してだ。
これについて報告書は「非核化がさらに強力な外勢に対する国家の脆弱性を増加させるという北朝鮮内部の主張を強化できる」と分析した。