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【コラム】複合危険に直面した韓国…「まだ12隻の船がある」と叫ぶな(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.09.18 13:22
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7月末に公開された『閑山:龍の出現』は李舜臣(イ・スンシン)将軍の閑山大捷の勝戦譜を盛り込んだ映画で、キム・ハンミン監督の3部作プロジェクトのうち2014年の『バトル・オーシャン 海上決戦』に続く2番目の作品だ。過剰な愛国主義扱いされても仕方ないが、前代未聞の国家的危機から国を救った英雄の話はいつも感動的だ。

何日か前に米エミー賞授賞式で『イカゲーム』が監督賞と主演男優賞を含む6部門で受賞したが、非英語作品では初めてという。また別の愛国主義の状況だ。人気の秘訣にはさまざまな要因があるだろうが、ストーリーが与える普遍性が大きな部分を占める。負債に悩まされた主人公、脱北者、外国人労働者、ごろつきなど、窮地に追いやられた465人の群像が置かれている状況が韓国だけでなく各国で常時目撃される状況であるためだ。

 
だがこの感動の裏にある状況を少し斜めから眺めてみよう。外部からの脅威に無知だったり努めて目をそむけて内部争いと対立で結局は国が滅びる状況は歴史的に非常にありふれている。強大国間の対立、技術革新による産業パラダイムの変化、気候変動などの衝撃に、イカゲーム参加者465人個人個人の状況が社会全般に蔓延する状況を加えてみれば良い。こうした危機に不世出の英雄のリーダーシップで克服する事例がある。だがこうした事例はとても珍しく、あるとしてもこの程度の成功は簡単に繰り返されない。

430年前のことではあるが国の運命を賭して戦っている将帥が「臣にはまだ12隻の船が残っています(今臣戦船尚有十二)」という将計を上げなければならない状況はとても凄惨だ。まともな国や社会ならばこうした状況に直面してはならず、こうした叫びが出てきてはならない。問題は韓国がこうした状況に直面する可能性が低くないということだ。

現在の韓国は通貨危機から25年ぶりに経済・社会・産業・安保・保健・環境などほとんどあらゆる分野で複合危険に直面している。高金利、高物価、ドル高の3高危機と景気低迷、家計負債と企業業績悪化、社会対立激化、地方消滅、米中覇権競争対応と対日外交正常化、サプライチェーン危機、経済安保とハイテク主権確保、産業競争力低下、感染症再流行、台風など極端な気候現象による超大型災害の発生などすべて列挙できないほど多くの巨大な変化と挑戦に直面している。イカゲーム参加者465人の状況の合計が韓国社会の現実だ。

多くの政策はその影響を長く残すため設計段階から未来不確実性を考慮しなくてはならない。短期的事案に埋没し結局は「まだ12隻の船」を叫ぶ状況に追い込まれないようにするためには未来志向的政策が大変重要だ。

【コラム】複合危険に直面した韓国…「まだ12隻の船がある」と叫ぶな(2)

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