3万人の復旧総力戦…ポスコ、きょうすべての高炉再稼働を計画
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.09.13 08:41
台風11号による浦項(ポハン)製鉄所の操業正常化作業が7日にわたり続いている。ポスコと消防当局などが12日に明らかにしたところによると、ポスコは秋夕(チュソク、中秋)連休の9~12日に浦項・光陽(クァンヤン)製鉄所と系列会社、協力企業、関係機関職員など延べ3万人以上を投入して復旧作業を進めた。慶尚北道(キョンサンブクド)と浦項市、海兵隊なども人材と装備を支援した。これに伴い浦項製鉄所第2・第3・第4高炉のうち第3高炉は10日、第4高炉は12日午後4時ごろから稼動を始めた。第2高炉は13日に再稼働を試みる計画だ。
だが高炉から銑鉄が出てきても製品生産を正常に行うのは不可能な状態だ。鉄鋼製品は大きく鉄鉱石を銑鉄にする「製銑」から、銑鉄から不純物を除去して鋼鉄にする「製鋼」、液状の鉄を固体化する「連鋳」、熱と圧力をかけて鉄を加工する「圧延」の工程に分かれる。浦項製鉄所の圧延工場の場合、浸水被害が深刻な状況だという。