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文在寅前大統領の映画を作る…『盧武鉉です』制作の監督

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.09.08 16:05
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文在寅(ムン・ジェイン)前大統領を主人公とするドキュメンタリー映画の制作が進められている。文在寅政権で閣僚を務めた政界の重鎮や文前大統領を支持した文化芸術家が出演し、文前大統領の当選から退任までの5年を述懐する形式だ。政界では「尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領の支持率が停滞する局面で前政権を再評価するという意図」という声が出ている。

野党第一党・共に民主党の関係者は8日、中央日報との電話で「盧武鉉(ノ・ムヒョン)元大統領を主人公とするドキュメンタリー映画『盧武鉉です』を制作したイ・チャンジェ監督が文前大統領側に映画の制作を提案した」とし「まだ文前大統領は決定を下していないが、すでに文在寅政権当時の主要閣僚を中心にインタビューを要請しているところ」と伝えた。

 
現在のところ朴智元(パク・ジウォン)前国家情報院長が出演を受諾したという。このほか、全海チョル(チョン・ヘチョル)元行政安全部長官、任鍾ソク(イム・ジョンソク)元大統領秘書室長らも出演者に挙がっている。親文派の民主党議員は「盧武鉉政権当時から文前大統領と縁が深かった方を中心にインタビュー要請がある」とし「映画を通して文在寅政権に対する再評価も自然に行われるだろう」と話した。

2017年の朴槿恵(パク・クネ)前大統領の弾劾、文前大統領の当選、2018年の南北首脳会談などが主な内容として扱われるという。映画業界の関係者は「6、7人が順に出演して当時を回想しながら淡々と話を進めていく形だと聞いている」とし「政治家だけでなく、よく知られている歌手や財界人にも出演を提案したと聞いた」と伝えた。現在は企画・制作段階だが、投資が進めば早ければ来年ごろ公開されるという見方もある。

ただ、民主党内では「大統領選挙で敗れてまだ1年も経っていないのに前政権を称賛するような映画を作るのは負担」という声も出ている。民主党関係者は「文前大統領も自身を主人公に映画を作るということに非常に慎重な立場」とし「まだ文前大統領が出演に応じるかも決まっていないし、周囲も『まだ早い』といって引き止める雰囲気もある」と話した。

2017年に公開された映画『盧武鉉です』は、盧元大統領が2002年の第16代大統領選挙当時にファンダム現象「盧風」の中で大統領に当選する過程に焦点を合わせた。制作過程を秘密にするため「Nプロジェクト」と呼んで制作を進めた。盧武鉉政権の青瓦台(チョンワデ、韓国大統領府)で大統領秘書室長を務めた文前大統領は映画で盧元大統領の遺書を淡々と読んだ。文前大統領は「我々が彼をあまりにも孤独にしたというのが遺書を見るたびに感じる痛み」と語った。

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    文在寅前大統領の映画を作る…『盧武鉉です』制作の監督

    2022.09.08 16:05
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    2017年に公開された映画『盧武鉉です』で、文在寅前大統領は『私たちは彼(盧元大統領)を孤独にした」と述懐した。 オンラインコミュニティー キャプチャー
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