米国、IPEF初の対面会議で中国牽制「サプライチェーン強化」始動…韓国も出席
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.09.08 15:20
米国が中国の浮上を牽制(けんせい)するために結成した通商協議体「インド太平洋経済フレームワーク(IPEF)」会議が初めて米国で対面会議として開催される。今回の会議で米国は参加国と共に食糧・工業製品などに関連したグローバルサプライチェーン(供給網)を強化してグローバル貿易規範に基づいた経済秩序の構築を強調して中国に対する牽制の立場を明らかにする展望だ。
7日(現地時間)、ブルームバーグ通信などによると、米商務省は8~9日に米国カリフォルニア州ロサンゼルス(LA)でIPEF長官級会議を開催する。今回の会議はIPEF発足後に行われる初めての対面長官会議だ。ジーナ・レモンド商務長官とキャサリン・タイ通商代表部(USTR)代表が共同で会議を主催する。
IPEFは米国が主導して今年5月に発足させた新たな経済通商プラットフォームだ。加盟国は14カ国で、米国以外に韓国、日本、オーストラリア、ニュージーランド、インドと東南アジア諸国連合(ASEAN)加盟国であるブルネイ、インドネシア、マレーシア、フィリピン、シンガポール、タイ、ベトナム、そして太平洋島嶼国であるフィジーが参加している。参加国の国内総生産(GDP)をすべて合わせると世界GDPの約4割を占める。