建物が傾いた…台風11号の威力に韓国浦項が衝撃
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.09.06 13:49
台風11号が慶尚北道の東海岸を襲い、浦項(ポハン)を中心に被害が続出した。浸水、停電、土砂崩れが発生し、数百人の住民が避難した。水害地域には海兵隊の装甲車が出動した。急流に巻き込まれた住民は遺体で発見された。
6日、慶尚北道(キョンサンブクト)と浦項市・消防当局などによると、浦項は5日午後から6日午前にかけて450.5ミリ、1時間あたり最大104.5ミリの雨が降った。強風を伴った豪雨で浦項市南区烏川邑(ウチョンウプ)一帯が浸水した。小規模マンションの地盤が突然崩れ、建物が傾いた。烏川邑の道路では70代の女性が水害を避ける途中、急流に巻き込まれて行方不明になった後、近隣で遺体で発見された。烏川邑の宿泊業者はあっという間に浸水し、住民約10人が屋上で救助された。