完璧な群舞の代わりに個性的・肩の力を抜いた雰囲気…第4世代ガールズグループの台頭=韓国(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.09.06 12:03
NewJeansは、元SMビジュアル&アートディレクターのミン・ヒジン代表がHYBEに移籍して初めて公開したチームであるだけに、スタイリングも話題を集めた。S.E.S.など第1世代アイドルを連想させるヘアスタイルや楽な衣装は既成世代の郷愁を呼び起こすと同時に10代の少女と同質感を作り出した。完璧な群舞や華やかな高音の代わりに、自然さと安らぎを求める点も違う。韓国ジョージ・メイソン大学のイ・ギュタク教授は「aespaやLE SSERAFIMのようにコンセプトが強すぎるチームはメンバー一人ひとりが目立たない傾向がある。NewJeansはむしろコンセプトをなくし、各自の魅力がよく現れ、さらに新たに感じられた」と指摘した。
IVEは10~20歳の女性ファンの「憧れのアイドル」だ。Mnetオーディション番組『プロデュース48』を通じて結成されたIZ*ONEの活動が終わってIVEで再デビューしたチャン・ウォニョン、アン・ユジンの人気が圧倒的だ。アン・ユジンはtvNバラエティ番組『ピョンピョン地球娯楽室』でアイドルらしくない反転魅力を誇る。大学生のキム・ソジンさん(23)は「IVEは歌や舞台もいいが、ファッションやメイクが友達の間でいつも話題になっている」とし「アイドルの世界観競争が激しくなり、勉強することが多すぎる。むしろライトなチームを好むようになっているようだ」と話した。
イ・ギュタク教授は「IZ*ONEは『プロデュース』シリーズの製作チームのランキング操作のため、否定的イメージがレッテルのようにつけられたが、新しいチームとして活動してかなり薄れた」として「ポイント振り付けでティクトクのチャレンジブームを起こした『LOVEDIVE』や第2世代アイドルを思い出させるレトロな『AfterLIKE』など歌とチームのメリットが合致しシナジー効果が出た」と説明した。
完璧な群舞の代わりに個性的・肩の力を抜いた雰囲気…第4世代ガールズグループの台頭=韓国(1)