24年ぶり1ドル=140円…日本の「逆行通貨政策」が呼んだ円急落
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.09.02 16:08
日本円の眠れない夜だ。1日(現地時間)のニューヨーク外国為替市場で日本円は1ドル=140円台まで値下がりした。アジア通貨危機当時の1998年8月以来24年ぶりの円安ドル高水準だ。値下がりペースも速い。今年に入って18%(25円)も円安ドル高が進んだが、こうしたペースは1979年(19%)以来43年ぶりだ。インベスティングドットコムによると、2日午前11時30分現在、1ドル=140円10銭で取引されている。
円安の主な要因は日本銀行(日銀)の「逆行」通貨政策だ。米国など主要国の中央銀行が政策金利を相次いで引き上げて緊縮に入っているが、、日銀は依然として緩和的通貨政策を維持している。ブルームバーグは「米国と日本の通貨政策トップの発言がタカ(通貨緊縮)とハト(通貨緩和)に明確に分かれている」と分析した。