太極旗を燃やし日の丸を掲揚した30代男性の令状棄却=韓国
ⓒ 中央日報日本語版2022.09.02 10:23
中学校の掲揚台に掲揚されていた太極旗を燃やし、日本の国旗を掲揚した30代男性の拘束令状が裁判所で棄却された。
仁川(インチョン)地方裁判所は2日、国旗冒涜と建造物侵入の疑いが持たれている30代男性A氏の拘束令状を棄却したと発表した。
仁川地裁の蘇秉珍(ソ・ビョンジン)令状専担部長判事は、A氏の拘束前被疑者尋問(令状審査)を行った後、「(被疑者が)犯行を概ね認めており、基本的な証拠が収集されている」と棄却事由を明らかにした。
また、「A氏が捜査に臨む態度、精神的障害が同事件に影響を及ぼしたものと見られる点など、現状況で拘束の必要性が認められない」とした。
A氏は先月29日午前1時24分頃、仁川市桂陽区(ケヤング)の中学校に忍び込み、国旗掲揚台に掲揚されていた太極旗を下ろした後、赤色のペンで「独島(ドクト、日本名・竹島)は日本の領土、柳寛順(ユ・グァンスン)XXX」と落書きし、一部を燃やした嫌疑を受けている。