韓国法務長官「ローンスター判定取り消しを申し立て」…「BIS操作が有罪だったなら完勝」(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.09.01 08:35
韓国の韓東勲(ハン・ドンフン)法務部長官が31日、「ローンスターの請求より多く減額されたが、受け入れがたい」とし「判定の取り消しを申し立てる」と明らかにした。世界銀行国際投資紛争解決センター(ICSID)の仲裁機関がこの日、「ローンスターに外換銀行売却の遅延による損害約2800億ウォン(約289億円)と利子(185億ウォン)を賠償すべき」と判定したことに対してだ。
政府は仲裁機関の3人のうち1人が「ローンスター側の株価操縦の過失相殺で韓国政府の賠償額は0ウォン」と少数意見を出したことを根拠に、120日以内に判定に対して異議申し立て手続きに入る計画だ。ただ、国際投資紛争の仲裁判定は基本的に一審制であり、ICSID取り消し委員会が判定取り消しを受け入れない場合、これ以上の救済手続きはない状況だ。