ローンスター1兆ウォン交渉案を拒否した韓国…結局6兆ウォン中2800億ウォン賠償
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.08.31 11:40
外換銀行の売却をめぐる外国系投資ファンド「ローンスター」と大韓民国政府の間の国際投資紛争は終止符を打つのに10年かかった。外換銀行安価買収疑惑が浮上した2003年8月を基点にすると20年の歳月だ。
世界銀行国際投資紛争解決センター(ICSID)仲裁裁判部は米ワシントン現地時間の30日午後8時(日本時間31日午前9時)、韓国政府がローンスターに約2800億ウォン(2億1650万ドル、1ドル=1300ウォン基準)を賠償することを命じる最終判定を言い渡した。これはローンスター側の請求金額の約46.8億ドルのうち約4.6%だけを認容した金額。ただ、2011年12月から完済日まで1カ月満期米国債の収益率に基づく利子も賠償すべきと判定した。利子額は約1000億ウォンと推算される。