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監督イ・ジョンジェ400万人集客のヒットに成功…今度は北米を『ハント』

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.08.31 10:35
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1980年代初め、激動の韓国を舞台に銃弾1万発を撃ったスパイ・アクションが世界の舞台でも通用するのだろうか。観客動員数400万人のヒットを目前とした俳優イ・ジョンジェ(50)の監督デビュー作『ハント』(10日公開)が海外をターゲットに乗り出した。フランス・ドイツ・スイス・英国・日本・台湾・香港・南米・中東・インドネシア・ロシアなど144カ国に版権が販売された。

北米では12月に封切り予定だ。今月初めにはニューヨークタイムズスクエア広場にイ・ジョンジェ、チョン・ウソンが激しく争う様子の映画ポスターが超大型電光掲示板を飾った。『ハント』の北米配給は欧州・アジア巨匠の作品を現地に紹介してきたメジャー輸入・配給会社マグノリアピクチャーズが担った。「イ・ジョンジェ監督が映画のスペクタクルさをよく伝えた」というのが選択の理由だ。

 
『ハント』は80年代の全斗煥(チョン・ドゥファン)軍部独裁時代の実際の事件を土台に2人の国家安全企画部(現・国家情報院)要員の葛藤を描いた作品だ。 5月、カンヌ国際映画祭初公開の時はアクションの迫力に比べて話が複雑だという理由で評価が分かれた。しかし、韓国国内公開以来、マルチプレックス前売りアプリごとに実際観覧客の評点9~9.5点(10点満点)を記録し、ヒット作となった。

共同製作会社のサナイピクチャーズのハン・ジェドク代表は「几帳面で人の意見に耳を傾けることができる」という点をイ・ジョンジェ監督の長所に挙げた。『ハント』は『工作 黒金星(ブラック・ヴィーナス)と呼ばれた男』、『新しき世界』等を製作したハン代表がイ・ジョンジェ、チョン・ウソンの製作会社アーティストスタジオと共同制作した。イ・ジョンジェが最初に主演・製作を念頭に置いて原作シナリオ『南山(ナムサン)』の版権を購入後、4年間で自ら脚色・演出まで担うことになった過程をそばで見守ったハン代表は「原作も面白かったが、海外撮影、考証のため予算が大きくなりすぎて主人公の動機の説得力が落ちた。新人の監督には難しいと思うと伝えたが、その後、様々なバージョンで台本を自分で手直ししていった」と振り返った。

カンヌ国際映画祭での一部否定的な反応を土台に公開バージョンを最終修正した過程についてもハン代表は「イ監督が観客が難しいと感じた部分、少し長いと感じる部分を省いた。1980年代を経験した世代は知っているが、海外の観客や若い観客には馴染みがない序盤の張玲子(チャン・ヨンジャ)事件(手形詐欺事件)に関する場面を全てカットしてしまい、台詞を新たに書き直してアフレコまで短期間で終えることができた」とし、特に「ベテラン俳優だから、現場でどんな場面を使うか判断が早く、俳優たちが望むことが正確に分かっているから時間の節約になった。監督をしても良いのではないかという私の勧めを良い結果として証明してくれたイ監督に感謝する」と話した。

イ・ジョンジェの演出力は評論家も認める雰囲気だ。映画評論家のホ・ナムウン氏は「デビュー作の演出面ではクリント・イーストウッドの『恐怖のメロディ』(1971)よりもイ・ジョンジェの方が上手だった」とし「俳優出身なら政治的言及に消極的になりそうなものだが、『ハント』はラングーン事件など80年代の新軍部執権期に苦しんだ人々の状況をよく描写した」と高く評価した。

文化評論家で江南(カンナム)大学文化コンテンツ学科教授のカン・ユジョン氏は「『ハント』はスパイ映画の教科書的な場面をよく参考にしたと思う。ハリウッド映画『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』(2014)のドイツ軍の暗号解読の場面、犯罪アクション『ヒート』(1995)の市街戦も思いだされたとし「キム・ユンソク(『未成年』)・ハ・ジョンウ(『ローラーコースター!』『いつか家族に』)など、俳優が演出した場合、役者としての長所が消えることが多いが、イ・ジョンジェは30年目の俳優という経歴をうまく活用した」と評価し、「自身が演技をよく知っているため、今後も俳優たちの演技を引き出す場をうまく生み出す監督になりそうだ」と語った。

イ・ジョンジェは『10人の泥棒たち』『暗殺』、『神と共に』第1・2章など30作余りの映画出演作の中で1000万人以上の映画が4作ある。スクリーンデビュー作のペ・チャンホ監督の『若い男』(1994)から主演を務め、ドラマ『砂時計』(1995)の寡黙なボディーガードで無名時代なくスターダムにのし上がったが、独特で実験性の強い作品に繰り返し飛び込み、興行的惨敗も多く経験した。最近のインタビューでイ・ジョンジェは「新しいことをやってみたいという欲求があった」とし、成功と失敗をあまねく積んだ経験値を最近の全盛期の基盤として挙げた。「個人的なデータが積もり『イカゲーム』のような実験精神の強いシナリオも『挑戦してみるだけのことはある』と思えた」と語った。

イ・ジョンジェは『ハント』で俳優出身監督の興行記録も塗り替えた。29日までの累積観客数376万人で、演劇俳優出身のキム・ドヨン監督のデビュー作『82年生まれ、キム・ジヨン』(367万観客)を上回った。

アクション映画『ただ悪より救いたまえ』でイ・ジョンジェが演じたキラー「レイ」にスポットライトを当てたスピンオフシリーズもグローバルOTT発売を目標に製作される。ホン・ウォンチャン監督、ホン・ギョンピョ撮影監督など、オリジナル製作陣も参加する。アーティストスタジオと共同製作を担当した原作製作会社ハイブメディアコープによると、イ・ジョンジェが主演・製作に加え、一部エピソードを演出する可能性も念頭に議論中だ。ハイブメディアコープは「原作映画公開後、レイに対する観客の熱い反応にイ・ジョンジェとスピンオフの話をすることになった。『イカゲーム』が世界的に成功し、グローバルプロジェクトに拡張して製作することに決めた」とし、「俳優イ・ジョンジェなくしては不可能なプロジェクト」と話した。

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    2022.08.31 10:35
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    イ・ジョンジェが監督デビュー作『ハント』の撮影現場で撮影した映像を点検している。[写真 メガボックス中央プラスエム]
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