米国巡洋艦2隻が台湾海峡通過…中国軍用機10機は武力示威
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.08.29 08:38
米国海軍の巡洋艦「アンティータム(CG-54)」と「チャンセラーズビル(CG-62)が28日正午(日本時間)、国際法により公海上の航行と上空での飛行の自由が適用される台湾海峡を通過したと第7艦隊公報室がツイッターに公開した。これに先立ち、ロイター通信も米軍関係者の言葉を引用して米軍艦の台湾海峡進入を報じた。
米軍艦の台湾海峡の航行は今月2~3日、ナンシー・ペロシ下院議長の訪台以降初めてだ。第7艦隊はこの日、「今回の艦艇の海峡通過は自由で開かれたインド太平洋に対する米国の献身を示す」とし「米軍は国際法が許す場所ならどこでも飛行し、航海し、作戦を行う」と明らかにした。中国の台湾周辺軍事演習に対応するという意志の表れといえる。
ホワイトハウスのカート・キャンベル国家安保会議(NSC)インド太平洋調整官はすでに12日、「米国は国際法上の航行の自由という長年の約束と一致する場所ならどこででも、飛行・航海・作戦を継続する」としながら「これは数週間内に行う台湾海峡での航空と船舶の通過を含む」と予告した。