韓国大統領室「ドル高だが金融危機や通貨危機懸念する状況ではない」
ⓒ 中央日報日本語版2022.08.25 17:40
大統領室は最近のドル高と関連して25日、金融危機や通貨危機を懸念する状況ではないが、投機的な動きが発生すれば積極的に対応すると明らかにした。
大統領室の崔相穆(チェ・サンモク)経済首席秘書官はこの日の会見で「ドル相場自体は金融危機以降で最も高いが、金融危機・通貨危機を懸念する状況ではない。内部要因より世界的で、ドル高は主要国の共通した現象」と話した。
崔秘書官は米連邦準備制度理事会(FRB)の積極的通貨緊縮に対する警戒感、中国・欧州経済の懸念が拡散してドルが強さを見せているが、ウォンの変動率はユーロ、ポンド、円と似ており、CDSプレミアムは過去の危機時に比べて大きく低い水準だとしながら「為替相場より重要な尺度である2種類の指標が非常に良好で不安になる必要がない」とした。