「米中から選択? 誰がもっと親しいか公開するバカはいない」=韓国(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.08.23 11:42
1992年8月24日に韓国と中国が修交してから今年で30周年を迎えた。10年の歳月が3度も過ぎる間、韓国は先進国に飛躍し、中国は米国を追うほど国力が急成長した。脱冷戦期に韓国と中国は互いに戦略的な必要のため、1949年の中国の共産化以降初めて手を握ったが、米中覇権競争が本格化した新冷戦時代を迎え、新しい関係の設定を模索している。
30年前の韓中修交は戦略的に収支勘定の合う外交的な決断だったのか。米中覇権競争が激しい国際秩序激変期に韓国の対中外交および対外安保戦略はどうすべきなのか。こうした話を聴くため、金夏中(キム・ハジュン)元駐中大使(75)のソウルの自宅を訪ねた。30年前の韓中修交交渉現場で活動し、最長寿駐中大使(2001年10月-2008年3月)と統一部長官を務めた金元大使はその間、メディアとの接触を避けながら13冊の本を執筆した。