プーチン大統領「心の支え」思想家の娘、爆発死亡…「その日、父の車に乗って事故」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.08.22 08:21
ロシアのプーチン大統領の「心の支え」として知られるロシアの政治哲学者アレクサンドル・ドゥーギン氏(60)の娘ダリヤ氏が20日午後9時30分(現地時間)、モスクワ近くの高速道路で運転中に車両の爆発で亡くなったと、ロシア現地メディアなどが21日付で報じた。ドゥーギン一家に近いある関係者は、「爆発した車両はドゥーギン氏所有で、今回の爆発が当初ダリヤ氏ではなくドゥーギン氏を狙った可能性がある」と主張した。ドゥーギン氏は今年2月、プーチン大統領がウクライナに侵攻するよう煽った人物と知られている。
この日、ガーディアンはロシア国営タス通信とロシスカヤ·ガゼッタなどの現地メディアを引用し、この日ダリヤ氏が運転していたトヨタのランドクルーザーがモスクワから西に20キロ離れた高速道路を走っていたところ、強力な爆発に包まれたと報じた。目撃者によると、車両は炎に包まれた後、高速道路のフェンスに衝突し、道路の所々に破片が散乱していた。現場に到着した救助隊は車の中に1人がいて、現場で死亡したと伝えた。