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【コラム】私教育が過度な韓国、日本より所得高まるからと幸せだろうか(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.08.21 13:12
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◇韓国の少子化、高い私教育費の影響大きく

バブルの話に戻れば、私が小学生の時である1990年代初め、バブル経済が崩壊し、当時の10~20代は後に「失われた20年」と呼ばれる時代を生きた。バブル経済時は簡単に銀行で融資を受けられたが、バブル崩壊後は不動産と株式が暴落し、多くの人と企業が借入金を返せなくなった。90年代は銀行関係者が射殺される事件も相次いで起きたが、犯人が捕まらなかったことからメディアではおそらく組織暴力団によるものと報道された。当時の不吉な雰囲気が思い出される。

 
最近韓国で日本のバブル崩壊と失われた20年に言及する記事と放送を見ることが多くなった。おそらく韓国の今後を考えるためのヒントを得ようと考えているようだ。韓国も不動産と株式の暴落でバブル崩壊の危険を指摘する声が多い。もちろん日本の時とは違った点が多いが、隣国の失敗が参考になる部分は明らかにあるようだ。

ところで「失われた20年」の間に私が個人的に不幸だったかといえばそれはまた別の話だ。就職氷河期に韓国に渡ってきて大学院に通い影響を受けたりしたが、個人的にはかなり楽しい10~20代を送ったためだ。もし韓国で生まれ育ったとすれば激しい入試競争の中で果たして幸せに過ごすことができただろうかとも思う。

こう考えるようになったのは1人当たりGDPが近く日本より韓国が高まるだろうというニュースを見たためだ。もう交通費を除けば多くの物価も韓国が日本より高いようで、年平均賃金も日本より韓国が高いという。「逆転」という単語をしばしば聞くことになった。ところが自殺率は日本より韓国が高く、出生率は韓国より日本が高い。幸福は主観的なことだが自殺率や出生率はある程度幸福とつながっている数値でないかと思う。

私が韓国に住みながら最も大きな問題だと考えたのは過度な私教育だ。少子化の背景にも高い私教育費がある。子どもを産みたくてもまともに育てられる経済力がないと判断して出産をあきらめる若者は少なくない。果たしてそこまで高い私教育費が必要なのか。私は日本の力が失われた理由のひとつが高齢化のためだと考える。日本は韓国よりはるか前から高齢化が始まり、2020年には65歳以上の人口が全人口の29.1%を占めた。韓国は2021年に16.5%だった。韓国の低い出生率を見ればいつか日本より深刻な高齢化社会がくるかも知れない。

ドラマ『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』でも子ども解放軍総司令官パン・グポン(ク・ギョファン)氏が過度な私教育問題を指摘した。「子どもたちはいますぐ遊ばなければならない」主張して塾に行くバスに乗った小学生を山へと拉致(?)し、一緒に遊んだパン・グポン氏の行動は犯罪だったが、毎日夜遅くまで塾に閉じ込められて勉強し、夕食もコンビニで間に合わせる小学生を現実から解放させた行為には十分に同感した。ドラマの中でパン・グポン氏の主張に耳を傾ける大人はウ・ヨンウだけだった。母親らはみんな「塾で勉強するのは子どもたちの未来のため」というが、果たしてそうか。

『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』の脚本を書いたムン・ジウォン氏は「おかしな人は私たちが生きる社会を変化させ豊かにしたりもする」と話す。ウ・ヨンウも、パン・グポンも、『すばらしき世界』の元ヤクザの三上も、三上が会った障害者の青年も、みんな社会が尊重すべき大切な存在だ。それは彼らに向けられたものだけではなく、私たちの社会に向けたものでもある。

成川彩/元朝日新聞記者

【コラム】私教育が過度な韓国、日本より所得高まるからと幸せだろうか(1)

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