韓国軍は平南温泉と伝えたが…金与正副部長「軽率な南、ミサイルは安州市で発射」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.08.19 11:19
北朝鮮の金与正(キム・ヨジョン)労働党副部長が17日の巡航ミサイル2発の発射場所を平安南道(ピョンアンナムド)温泉(オンチョン)ではなく平安南道安州市(アンジュシ)だったと主張した。韓国政府と軍当局の対北朝鮮情報収集能力を指摘したのだ。
金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長の妹で対南対外政策を総括する国務委員の金副部長は19日の談話で「武器試験発射地点は南朝鮮当局が軽率に発表した温泉一帯でなく平安南道安州市だったことを明らかにする」と主張したと、朝鮮中央通信が報じた。金副部長のこうした発言は、尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領の対北朝鮮政策の「大胆な構想」を非難する過程で南側の対北朝鮮情報レベルを非難しながら出てきた。