済州（チェジュ）の海女が光復節（独立記念日）７７周年を迎え１８日に独島（ドクト、日本名・竹島）を訪問した。

慶尚北道（キョンサンブクド）は独島の海を利用していた済州の海女による独島開拓史を調べ、関連内容を収集・整理して独島の領土主権強化に向けた資料として活用するために今回の行事を企画した。

今回独島を訪問した海女の中には過去に独島で実際に漁をしていたキム・ゴンジャさんら４人も一緒だった。日帝強占期に済州の海女は日帝の不当な搾取を避けようと韓国本土側にその活動領域を広げた。彼女らは独島でもワカメ、アワビ、サザエ、ナマコなど豊富な資源を基に活発な漁労活動を広げた。

光復後に随時巡視船を送った日本に対抗し独島義勇守備隊は独自の経費を調達するため済州の海女を募集した。独島に臨時宿舎を作って数十人が２～３カ月ずつ居住しながらワカメを採取し広げて干した。

一方、独島訪問前日に鬱陵島（ウルルンド）に入るため浦項（ポハン）を訪れた済州の海女は浦項の九竜浦（クリョンポ）で慶尚北道の海女と会い、歓談を交わし夕食などをともにした。