ウクライナ原発運営会社「ロシアからの強力なサイバー攻撃を受けた」
ⓒ 中央日報日本語版2022.08.17 14:01
ウクライナ国営の原子力発電所運営会社「エネルゴアトム」は自社ウェブサイトが前例のない強力なサイバー攻撃を受けたと１６日（現地時間）、明らかにした。
ＡＦＰ通信によると、同社はテレグラムを通じて「ロシア侵攻以来、最も強力なサイバー攻撃を受けた」とし「攻撃はロシア領土内から行われた」と主張した。
エネルゴアトムはロシア団体「Ｐｅｏｐｌｅ’ｓ Ｃｙｂｅｒ Ａｒｍｙ（人民サイバー軍）」が自動化された作業を繰り返す応用ソフトウェア「インターネットボット」７００万余件を動員して３時間にわたり自社ウェブサイトを攻撃したと明らかにした。ただし、会社側は今回のサイバー攻撃で「深刻な被害を受けることはなかった」と付け加えた。
「Ｐｅｏｐｌｅ’ｓ Ｃｙｂｅｒ Ａｒｍｙ」と称するあるテレグラムチャネルはこの日正午ごろ、フォロワーにエネルゴアトムのウェブサイトを攻撃するよう指示し、この日夕方に攻撃目標をサイバー攻撃に脆弱なウクライナ国家記憶研究所に変更したという。