韓国与党「国民の力」の権性東（クォン・ソンドン）院内代表が１７日、尹錫悦（ユン・ソクヨル）大統領就任１００日を迎えて開かれた記者会見に関連し「過去の政府と決別した政策基調の転換を十分見せてくれている」と評価した。

権氏は「今回の記者会見は、過去１００日間の政治葛藤で隠れていた政策成果を国民に十分に説明した席だったと考える」と述べた。

権氏は「尹錫悦政府は経済危機と民生危機、与野党の激しい対立など悪条件の中で発足した」とし、経済・外交・未来産業育成など各分野で尹錫悦政府の政策基調を肯定的に評価した。

権氏はまず経済に関連して「国家主導から民間主導に転換した」と言及し、特に不動産分野に対して「これまで暴騰を繰り返してきた不動産も懲罰的課税をはじめとする規制を合理化し、相当部分安定化させる成果を出した」と述べた。

外交分野に対しては「北朝鮮に対する屈従から断固とした安全保障と自由民主主義国家の連帯に転換し、史上最大規模の武器輸出に成功して世界的な防衛産業輸出国の軸を磨いた」と説明した。

あわせて「半導体、宇宙産業、バイオヘルス産業に対する支援と果敢な脱原発廃棄も未来産業のために必要なことだと考える」と述べた。

権氏は「国民の皆様の目には過去１００日間の成果も物足りなく映るかもしれない」としながら「重要なのはより良い未来を切り開くことだ。国会も政府に対して政治的非難よりも政策的批判をするようお願いしたい」と強調した。

あわせて「私もやはり党政協議と与野協力政治を通じて国家正常化と大韓民国の飛躍のために努力する」と付け加えた。