野党「共に民主党」の朴洪根（パク・ホングン）院内代表は１６日の民主党院内対策会議で、尹錫悦（ユン・ソクヨル）大統領の８・１５光復節祝辞に対し「国民の期待を裏切った」としながら「７７周年光復節に植民支配の歴史を政治的支配だと純化するほど尹大統領のメッセージは国民ではなく日本だけに向けられていた」と批判した。

続けて「同日日本の岸田文雄首相は靖国神社に供物を代納した。李容洙（イ・ヨンス）さんは日本が歴史を歪曲して名誉を踏みにじっても日本の機嫌を取るのが重要なのかと話した。原則も国民的共感もない一方的な韓日関係改善推進はかえって日本政府に誤ったシグナルを与えることになるだろう」と主張した。

続けて「国民の１０人中７人が国政運営をよくやっていないというのに尹大統領は人的刷新ではなくむしろ側近保護膜になった。就任後これまで人事問題を数回指摘されたのに国民が期待した人的刷新は黙殺されるところだ。あしたには尹錫悦政権発足１００日だ。尹大統領は怒れる民心を受け止め、時宜を逃さず大統領室と内閣の全面的人的刷新に出よ」と促した。