中国が投じた「三不一限」「五大要求」…米国外交当局者「米韓同盟と衝突」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.08.15 10:24
今月9日、韓中外相会談で中国側が提示した「5つの要求」と翌日の「三不一限」の主張には韓米同盟を牽制(けんせい)する意図が含まれているという分析が登場した。
米国外交協会(CRF)のスコット・スナイダー韓米政策局長は、13日(現地時間)のボイス・オブ・アメリカ(VOA)放送のインタビューを通じて「中国は米韓同盟を領域内の問題ではなく北朝鮮だけに限定しようとする戦略的目標がある」と述べた。尹錫悦(ユン・ソクヨル)政府発足後、韓米関係が単なる対朝共助を越えて「戦略的包括同盟」に格上げするなど協力を強化したことに対して中国が牽制球を投げているという意味だ。
スナイダー局長は「三不一限」の主張に対しては「韓国政府と国防部、メディアが韓半島(朝鮮半島)に『三不』を適用しようとする中国の試みを徹底して拒否したことは非常に明らかで、現状況で(中国の)そのような努力は受け入れられなかった」としつつも「だが、(米韓同盟の強化に関連して)基底にある中国の安全保障の懸念は依然と存在し、今後も対話の主題になるだろう」と述べた。