経営制約解けた李在鎔サムスン副会長、売上高100兆ウォン増やすM&Aへ
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.08.15 08:56
光復節(解放記念日)を迎えて15日付で復権し、経営活動の制約が解除された李在鎔(イ・ジェヨン)サムスン電子副会長が今後、サムスンにいかなる変化をもたらすかに関心が集まっている。サムスン物産・第一毛織合併関連の裁判が進行中であるため活発な活動は難しいという見方があるが、複合経済危機の現実化、半導体覇権葛藤の中で解決法を模索し、大型M&A(企業の合併・買収)で成長動力を見いだすだろうという声も出ている。
財界によると、李副会長は復権が決定した12日以降、週末連休を主に自宅で過ごしながら経営戦略を構想し、主要人物に感謝および経営復帰のあいさつを伝えたという。
サムスン電子の関係者は「現在まで確定した(李副会長の)公式日程はない」と話した。15-17日に訪韓するビル&メリンダ・ゲイツ財団のビル・ゲイツ理事長と会うかどうかも確認されていない。