879ヘクタールの農地が浸水、病虫害まで…集中豪雨で「物価災難」=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.08.12 14:23
韓国では記録的な集中豪雨で880ヘクタール近い農地が水に浸った。汝矣島(ヨイド)の3倍を越える面積だが、被害規模は拡大を続けている。大雨に続く暑さで農畜産物の物価が不安定になっている。
12日、企画財政部の方基善(パン・ギソン)第1次官の主宰で開かれた非常経済次官会議で「大雨による農作物被害状況および今後の管理方案」が議論された。方次官は「現在まで農作物の浸水・落果879ヘクタール、8万6552頭の家畜斃死被害が発生し、降雨以降の高温に伴う病害発生も懸念されている」と明らかにした。879ヘクタールは8.79平方キロメートルに該当する面積で、ソウル汝矣島(ヨイド)の大きさ(2.9平方キロメートル)の3倍に達する。
方次官は「ハウス・果樹園・畜舎など脆弱施設の点検と応急復旧に努める一方、中部圏が主産地のハクサイ・ダイコン・ジャガイモ・リンゴ・ナシなどを中心に関係機関の合同作物状況管理チームを構成して病害虫の防除、薬剤の割引支援、予備苗の即時供給など先制的に対応する」と話した。作物状況管理チームは農林畜産食品部・農村振興庁・韓国農村経済研究院(KREI)・農協と地方自治体が合同で運営している。