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「ご自身の痛みはおくびにも出さずに」…北朝鮮、正恩氏の感染情況に再び言及

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.08.12 09:46
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北朝鮮が金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長の新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)への感染の可能性を示唆する表現を再び使った。

北朝鮮の労働新聞は12日の政論で「ご自身の痛みと労苦はおくびにも出さずに、ただ愛する人民のためにそれほどまでに全精力を注ぎ、真心があれば石の上にも花を咲かせることができるという言葉があるように、我々は人民のために真心を傾けなければなければならないと熱く語られるとき、その方を敬ってほとばしる嗚咽を禁じ得なかったというイルクン(幹部)の言葉が胸を打つ」と明らかにした。

 
「自身の痛みをおくびにも出さずに」という文面は、金委員長の新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)への感染情況を推測できる表現だと解釈された。

金委員長の妹である金与正(キム・ヨジョン)党中央委副部長も前日、「防疫戦争の日々、高熱の中で激しく病まれながらも、自身が最後まで責任を負わなければならない人民のことを思い、一瞬たりとも横になることができなかった元帥様」としながら金委員長の感染を示唆したことがある。

北朝鮮はこれとあわせて金委員長の新型コロナ防疫業績を強調した。

新聞は「祖国の安全と人民の安寧を決死守護するための防疫大戦の総司令官になられ、過去80余日間だけでも我々総秘書同志がくださった綱領的なお言葉と、批准課題はなんと580件余り、戦争を彷彿とさせるような91日間の日々に国の防疫事業を指導してくださった領導文書だけでもなんと1772件・2万2956ページにもなるという驚くべき事実」と紹介した。

また「最大非常防疫体系が稼動してわずか5日目から全国的な伝染病拡散傾向を抑制、管理可能な安定した局面に転換し、非常防疫戦の勝勢を確かに掌握した事実、致命率も0.0016%で世界のどの国とも比べることができないほどの低い記録を立てて、伝染病危機対応管理で奇跡を創造した事実」と強調した。

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