ロシア、ウクライナの未来を暗くした…巨額の資源埋蔵地を掌握(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.08.12 09:40
ウクライナの産業研究およびコンサルティング会社GMKのジンチェンコCEOは「最悪のシナリオはウクライナが領土を失って該当資源へのアプローチを完全に遮断された後、これ以上産業経済を維持することはできない弱小国に転落すること」と話した。実際に、ロシアがウクライナ占領地を完全に自国化するための住民投票を急いでいる。合併に成功すれば、ウクライナは全体資源埋蔵量の3分の2に対する接近権限を永久的に失う。
このようになれば、西欧のエネルギー・資源確保戦略にも支障をきたすとWPは見通した。西欧諸国は資源強国であるロシア・中国に対抗してウクライナの資源を共同開発する方式を模索してきた。SecDevのロバート・マッガー代表は「欧州が主なエネルギーと鉱物供給源を速かに多角化できなければ、ロシアと中国により大きく依存するしかない」として「エネルギー・資源の兵器化がさらに早く進むかもしれない」と懸念を示した。