韓中THAAD葛藤に再び火がついた…中国が主張した「一限」真実攻防(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.08.12 07:09
◆中国、何を根拠に「一限」を主張しているのか
韓中THAAD葛藤の出発点になった「三不」は2017年10月31日当時、韓国国家安保室の南官杓(ナム・グァンピョ)当時第2次長と中国外交部の孔鉉佑当時部長補佐(次官補)間の協議過程から出た内容だ。当時文在寅政府はTHAAD配備に反発して経済報復措置などを断行した中国を説得するためにTHAAD三不の立場を表明した。ただし、当時韓中両国が発表した報道資料のどこにも「一限」に関連した具体的内容は入っていない。
これに関連して韓国外交部当局者はこの日、「(2017年10月31日の協議結果をまとめた)報道資料には一限について正確に何を指し示すのかを知ることができる内容はない」とし「中国側はTHAADの適用範囲が中国に及んでいると言及し、これに対して韓国側はそうではないと反論する内容が協議結果にも入っているが、(一限は)このような内容を言及するとみられる」と説明した。