尹大統領、大雨の被害に「申し訳ない気落ち」就任後初めて謝罪
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.08.11 09:35
尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領が10日午前10時、政府ソウル庁舎中央災難安全状況室で開かれた「河川洪水および都心浸水関連対策会議」で「犠牲者のご冥福をお祈りし、不便を強いられた国民に政府を代表して申し訳ない気持ち」と述べた。今回の大雨に対して行政府の首長として直接謝罪したのだが、就任後尹大統領が「申し訳ない」という表現を使ったのは初めてだ。
また、前日、冠岳区新林洞(クァナクク・シルリムドン)浸水死亡事故現場を訪問したことに言及した尹大統領は「低地帯に浸水が発生すれば地下住宅に住む方々に対する直接的な被害は火を見るより明らかなこと」と話した。同時に、「呉世勲(オ・セフン)ソウル市長がかつて準備していたが、市の行政権が交代されて推進することができなかった排水槽や地下トンネルなども広範にわたって議論する」と説明した。