【社説】墜落する尹大統領支持率、刷新と疎通だけが正解
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.08.08 11:31
先週末、尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領の国政運営に対する肯定評価が就任後最低となった。50%台となっていた支持率(ギャラップ)が2カ月も経たないうちに24%まで急落した。全国地域で否定評価がリードし、年齢別では70代以上でのみ否定より肯定が多かった。つまり、総体的危機だ。
執権100日も経たない時点に大統領の支持率が果てしなく墜落している原因は複合的だ。資質をめぐる論議の中で任命された朴順愛(パク・スネ)教育部長官が熟議を経ていない「満5歳入学」のカードを切って世論に袋叩きされたことをはじめ、違憲是非の中で強行された警察局設置、「内部射撃メッセージ」の波紋が表わした与党内権力争いの実状、大統領官邸の工事に夫人金建希(キム・ゴンヒ)氏と関係のある会社が参加したという疑惑などが相次ぎ物価高・金利高によって苦痛を強いられている国民に苛立ちと不満を加重させた結果だ。