「電気自動車のF1」、今週末ソウル蚕室を走る=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.08.08 10:31
世界最高のカーレーシング大会フォーミュラ1(F1)の電気自動車バージョン「フォーミュラE」が13日と14日にソウル蚕室(チャムシル)一帯で開かれる。フォーミュラEはF1を主催する国際自動車連盟(FIA)が電気自動車マシン(レース専用車)を利用して開催するレーシング大会。
韓国大会は今回が初めてで、蚕室総合運動場一帯に造成中の2.618キロのサーキットで行われる。大会名称は「2022ハナ銀行ソウルE-プリ(E-Prix)」。2020年に開催される予定だったが、新型コロナパンデミックのため2年遅れた。
F1は最高の興行能力を誇るスポーツイベントだが、高性能マシンによる轟音と温室効果ガスが悩みだ。環境汚染という声が高まると、FIAが代案として提示したのがフォーミュラEだった。2014年に始まり、現在8年目のシーズンを迎えている。専用サーキットを建設して開催するF1とは違い、都心の道路の一部を変形してレースをする。騒音と炭素排出を大幅に減らしたフォーミュラEの長所を広く広報するための選択だ。