米国、中国の訓練に「現状変更の試み」…米空母の台湾近隣滞留延長を指示
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.08.08 08:34
米ホワイトハウスは6日(現地時間)、中国がミサイル・軍用機などを動員して台湾圧迫訓練をすることに関し「現状を変更しようという試み」と批判した。
ホワイトハウスはこの日の報道官声明で「これは挑発的かつ無責任であり、誤った判断の危険性を高める」とし「台湾海峡の平和と安定を守ろうとする我々の長い間の目標にも背く」と強調した。
これに先立ち5日にはホワイトハウス国家安全保障会議(NSC)のカービー戦略広報調整官が、中国がナンシー・ペロシ米下院議長の台湾訪問に反発して軍事訓練をし、気候変動交渉、不法移民者送還協力、刑事司法協力など8分野の対話・協力拒否を宣言したことに対し「根本的に無責任な措置」と糾弾した。カービー調整官は「米中の意思疎通の維持は誤解を避けるために重要だ」とし「中国政府の挑発を見守る」と警告した。ただ「軍指導者間のすべての意思疎通チャンネルが中断したわけではない」と話した。