地球-月の距離38万キロだが、韓国初の月探査機156万キロまで飛行
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.08.05 15:33
韓国の最初の月探査機「タヌリ」が5日午前8時8分(米国東部時間4日午後7時8分)、米フロリダ州ケープカナベラル宇宙軍基地から米民間宇宙企業スペースXの「ファルコン9」ロケットに搭載されて打ち上げられた。タヌリが月の周辺を回る目標軌道に無事に到着して任務を遂行するまでには5カ月ほどかかる見込みだ。
タヌリは打ち上げ40分後にロケットから分離する時に受けた推進力で、太陽と地球の重力が釣り合うラグランジュL1地点(地球から約150万キロの距離)を経て最大156万キロ離れた太陽側の遠い宇宙まで飛行した後、太陽と地球の重力を活用して地球側に方向を変える。