韓国外交部、ペロシ議長儀典問題に「政府でなく国会がカウンターパート」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.08.05 08:22
韓国外交部は4日、ナンシー・ペロシ米国下院議長に対する「冷遇」という批判に関連し、「外国の国会議長など議会の方の訪韓に対しては通常、行政府の人は出迎えない」とし、政府の責任論を否認した。
外交部の安恩珠(アン・ウンジュ)副報道官はこの日の定例記者会見で「(外交部が遂行する)外賓の出迎えは政府の公式招請に基づいて訪韓する外賓に提供する礼遇であり、儀典指針上、国家元首、首相、外交部長官など政府要人に対して提供することになっている」とし、このように明らかにした。
続いて「ペロシ議長のカウンターパートは私たちの国会議長であり、今回の訪韓は基本的に韓米議会交流の一環」とし「米国議会のカウンターパートである国会に(儀典)関連規定が用意されていると把握している」と述べた。さらに「1997年に当時のキングリッチ米下院議長が訪韓した際、また最近他国の国会議長が訪韓した際には政府側の出迎えはなかった」と強調した。ペロシ議長は米国立法府のトップであり、カウンターパートである国会が儀典問題を調整すべきということだ。