韓国、ドル高で海外個人輸入減る…円安で日本からの個人輸入は増える
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.08.04 09:17
会社員のチョンさん(35)は最近カナダのブランドのレギンス製品を個人輸入しようとしたが韓国の通販サイトで買うことに決めた。このレギンスは60ドルで、1ドル=1100ウォン台だった昨年には6万8000ウォン水準だった。しかしウォンが1ドル=1300ウォン台に落ちたいまは7万8000ウォン水準と負担が大きくなった。チョンさんは「結局同じ製品を韓国の通販サイトで8万5000ウォンで買った。個人輸入価格に配送代行料などを加えると通販サイトで割引クーポンを使って購入する方が安く配送も速い」と話した。
13年ぶりにやってきたドル高に韓国の消費者の個人輸入パターンが変わっている。米国からの個人輸入より韓国の通販サイトと日本からの個人輸入が相対的に増加している。
統計庁のオンラインショッピング動向によると、4-6月期のオンラインを通じた海外直接購入(個人輸入)金額は1兆3021億ウォンで前四半期の1兆3714億ウォンより5.1%減った。個人輸入金額は昨年10-12月期の1兆5092億ウォンから減り続けている。