【コラム】なぜ米戦闘機ではなく韓国を選んだか…ポーランドは「ナチスの悪夢」を覚えていた(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.08.04 08:09
先月27日、K2戦車、K9自走砲、FA-50軽攻撃機を生産する韓国メーカーとポーランド政府間で武器取引に関する基本協定が締結された。具体的な細部契約が残っていて今後変動の可能性も充分あることから、韓国政府もメーカーも公式反応を極力控えて用心深く行動している。そうするしかない理由は、韓国側も慌てるほど規模が大きいうえにポーランドの押しの強さもあり、電光石火のスピードで契約が進んだためだ。
契約のあまりの速さに、ポーランドだけでなく周辺国からもあれこれ話が出ているところだ。特に48機を購入することにしたFA-50についていろいろと語られているが、否定的な反応も相当ある。彼らの主張を大きく要約するなら、F35やF-16、ラファール、ユーロファイター、グリペンのような戦闘機がありながら、なぜよりにもよってFA-50なのかということだ。前述した戦闘機の作戦能力がFA-50よりも優れているのは明らかな事実なので、このような反応は当然だと言える。