【コラム】勝者独占の韓国政治、革新が必要な時
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.08.03 17:04
11月8日に中間選挙を控えた米国のバイデン大統領は最近、国内外で穏やかな日がない。国際的には迷宮に入ったウクライナ戦争に、希望が見えないイラン核交渉、そして米中激突が前に立ちはだかっている。国内では激しいインフレ、反中絶など民主党員と進歩層を困惑させる判決など悪材料が続いている。米同時多発テロ事件の主犯ウサマ・ビンラディンの右腕であり後継者のザワヒリ容疑者を米中央情報局(CIA)がアフガニスタンで無人機で除去したことも、支持率には一時的な好材料として終わる可能性が高い。
バイデン大統領は新型コロナに感染し、ホワイトハウスで隔離生活をしながらも、絶えず国民向けメッセージを発信している。訪米した崔泰源(チェ・テウォン)SK会長一行とテレビ会議をした後、ベランダで手を振って見送る姿は、大統領として投資誘致と雇用創出のために注力していることを見せるための努力だ。有権者である国民に向けた声のない叫びだ。
◆超党派的な協力が避けられない米国政治