同盟・核心利益を掲げた米国の「核使用原則」…露朝への警告
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.08.03 09:38
「米国は米国と同盟国、協力国の核心利益を守るために極端な状況でのみ核兵器の使用を検討する」
トニー・ブリンケン米国務長官は1日(現地時間)、米ニューヨークの国連(UN)本部で開催した第10回核拡散防止条約(NPT)評価会議で、核兵器の使用に関するこのような原則を示した。ブリンケン長官はこの日の演説で「極端な状況」の具体的意味については説明しなかった。米国だけでなく同盟国と協力国の核心利益毀損を核兵器使用の条件に掲げたことは、「拡張抑制」に対する強力な意志を示したメッセージとして解釈される。拡張抑制とは、核の傘などで米国以外の国を狙った核攻撃を米国が抑制する戦略を意味する。