韓国副首相「為替市場の先進化、世界国債インデックス編入に努力」…効果は(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.07.29 11:13
秋慶鎬(チュ・ギョンホ)副首相兼企画財政部が「外国為替市場先進化案を用意し、韓国が世界国債インデックス(WGBI)に編入されるように努力する」と明らかにした。ソウル銀行会館で28日に開かれた非常マクロ経済金融会議でだ。
これに先立ち米連邦準備制度理事会(FRB)は27日(現地時間)、政策金利を年1.75%から2.5%に引き上げた。先月に続いて2カ月連続の「ジャイアントステップ(0.75%金利引き上げ)」だ。これで韓国の政策金利(年2.25%)よりも米国の金利が高くなった。2020年2月以来およそ2年半ぶりの韓米の金利逆転だ。
秋副首相は「今回の米FRBの決定は市場の予想範囲」とし「国内金融市場に及ぼす影響も制限的であるはず」と述べた。この日の市場の雰囲気も秋副首相の言葉通りだ。ソウル外国為替市場では前日より17.2ウォンのウォン高ドル安の1ドル=1296.1ウォンで取引を終えた。15営業日ぶりに1ドル=1300ウォン台から抜け出した。KOSPI(韓国総合株価指数)も前日比19.74ポイント(0.82%)上昇した2435.27で取引を終えた。