物価・金利・為替の3重苦…韓国経済に近づく「R」恐怖(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.07.28 09:46
「暗さとさらなる不確実性」(Gloomy and more uncertain)。国際通貨基金(IMF)が韓国など世界経済の成長率予測値を引き下げて発表した26日(現地時間)、オリビエ・グランシャ元チーフエコノミストがIMF公式ブログに載せた文のタイトルだ。IMFのような主要経済予測機関と経済専門家が最近投じているメッセージは終始一貫している。「景気沈滞が近づいている」という警告だ。
CNBCの最近の調査によると、ファンドマネージャー・経済アナリスト・経済学者など30人のうち63%は米中央銀行の連邦準備制度理事会(FRB)が物価を抑えるために続けている強力な緊縮努力が景気沈滞を誘発するとみている。55%は1年以内に沈滞を迎えると予想した。2カ月前の調査に比べて20%ポイントも高まった数値だ。