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【時視各角】尹政府の支持率回復が必要な理由

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.07.27 11:37
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尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領が「前政権の長官の中でこのように立派な人物を見たことがあるか」(5日)と言ったことに続き、長次官のワークショップで「政府構成はうまくいったようだ」(22日)と述べた。だが、国政遂行に対する否定評価は60%台となっている。任期末のレイムダックに例えて「就任ダック」という言葉も登場した。警察の集団反発、野党一部からの弾劾発言が簡単に聞こえる背景だ。大きく間違ったこともないということから異例的だが、原因のない結果はない。回答者が最大の減点要因に選んだのは「人事問題」だ。これがなぜ問題なのか。

たとえ尹大統領の発言が事実だといっても政治的には問題になり得る。特に、政治的動力を提供する社会統合には悪材料になる。全羅道(チョルラド)出身のある知人は不満を隠さない。尹大統領の発言通りなら、長官職でごく少数に過ぎない湖南(ホナム)地域には人材がいないといったのではないかとして顔を赤らめる。このような否定的な反応が支持率と関係がないとは言えない。

 
尹大統領は支持率を気にしないと言った。果たしてそうだろうか。国民の力では尹政府がもう始まったばかりだから、もう少し待ってほしいとも言う。だが、国民の支持を得ることができなければ、山積した改革課題に動力を得ることが難しいというのが問題だ。

懸念されるのは否定的な評価が呪術のように繰り返されれば、否定的結果を招きかねないということだ。これとは反対に、切実に望めば不可能なことも可能にする「ピグマリオン効果」を考えてみたい。ギリシャ神話の王であり、彫刻家ピグマリオンは自身が作った彫刻像に恋をする。切実に人間に作ってほしいと祈ると、女神アフロディテがその願いを叶えた。

ハーバード大学心理学科のロバート・ローゼンタール教授はピグマリオン効果を現実で立証した。無作為で選んだ学生の名簿を学級担任に渡し、成績が向上するだろうと予告した。しばらくした後、この学生たちの成績は比較集団より実際に向上した。学級担任は期待を抱き、これを意識した学生たちはさらに努力しただろう。ローゼンタール効果とも呼ばれるピグマリオン効果の威力だ。善かれ悪しかれ、信じる通りになる「自己実現的期待」のようなものだ。

政府もうまくやっていると支持を得れば力を得て成果をあげ、うまくやっていないという意識に閉じ込められれば萎縮する。特に、人気のない改革課題が問題だ。労働・年金・教育改革がそれだ。この分野は既得権が強固で世論の後押しがなければ突破することが難しい。そうなると政権も失敗するだけでなく、国民が被害を受ける。

もちろん、尹政府はもう出発に過ぎない。分野別で官民協力体を作って徐々に改革に始動している。だが、結果は未知数だ。5年ごとに交代される政権にどのように適応すればいいかをよく分かっている官僚が見栄え良く作っておいた改革案とこれを実行するのは次元が違う。いくら方向が正しくても利害関係者の抵抗に立ち向かうことができなければ計画は水の泡になる。結局、カギは、30%台に落ちた支持率をどのように回復するかだ。

支持率を回復するには国民の力の崔在亨(チェ・ジェヒョン)革新委員長が言ったように、尹大統領の疎通が負けん気に映ってはならない。精製された言葉と謙虚な姿勢が必要だということだ。謙そんを失う瞬間、国民の心は離れる。前政府のせいにするのは全く意味がない。国民にとってはビジョンを提示して未来を開いていくのが大事だ。「大統領が初めてだから」のような言葉では国民から共感を得ることが難しい。平凡な人生さえ練習はない。何より立派な人物で内閣が構成されたというから集団思考の落とし穴を警戒する必要がある。このように支持率が落ちても崔委員長以外には大統領に直言する参謀が1人もいないのではないか。

ピグマリオン効果のメッセージは切実に願ってこそ叶うということだ。尹大統領も支持率の回復を望むなら、まず世論に耳を傾けなければならない。人事問題を解消する代案について頻繁なぶら下がり取材を減らす代わりに、国民との対話を通じて世論を直接聞いたほうが良い。尹大統領が支持率を回復して成功する大統領になることを願う。

キム・ドンホ/論説委員

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    2022.07.27 11:37
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    尹錫悦大統領が26日、ソウル龍山(ヨンサン)大統領室庁舎に出勤しながら取材団の質問に答えている。[写真 大統領室通信写真記者団]
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