世界最強の攻撃ヘリコプターに挙げられるアパッチガーディアン（ＡＨ－６４Ｅ）が火を噴いた。

韓国陸軍は２５日午後、京畿道楊坪（ヤンピョン）の射撃場でアパッチ１６機、機動ヘリコプターのブラックホーク（ＵＨ－６０Ｐ）１１機、チヌーク（ＣＨ－４７Ｄ）４機などヘリコプター戦力を大規模に動員した実射撃訓練を実施した。特に今回の訓練に参加したアパッチは陸軍の保有機数（３６機）の半分に近い戦力だ。

この日の訓練は大規模な兵力を敵陣に浸透させる空中強襲作戦状況を想定して実施した。アパッチ編隊が空中援護をする間、ブラックホークとチヌーク編隊が目標地点に迅速に移動した。

この過程でアパッチは敵を制圧するため２．７５インチロケット約１５０発と３０ミリ機関砲約４５０発を標的に撃った。このほかアパッチは敵の戦車とバンカーを破壊できるヘルファイア（Ｈｅｌｌｆｉｒｅ）ミサイル１６発を搭載する。今回の訓練に動員されたアパッチ１６機が２５６両の戦車を同時に壊滅させるということだ。

陸軍が導入したアパッチの一部はメインローターの上に丸いロングボウレーダー（Ｌｏｎｇｂｏｗ　Ｒａｄａｒr）を装着している。このレーダーは半径８キロ以内の標的１０００個を探知し、最も脅威となる１６個の標的を同時に攻撃できる。

また、探知された標的情報をロンボウがないアパッチにリアルタイムで伝えて共に攻撃できる。ロングボウ型アパッチ１機が３機の他のアパッチを率いて山の向こうに隠れた敵を一網打尽できるということだ。アパッチが地上戦の「ゲームチェンジャー」と呼ばれる理由だ。