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韓国、6月生産者物価9.9%↑…過去最高

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.07.22 09:09
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高騰する物価の頂点がなかなか見えない。消費者物価の先行指標である6月生産者物価指数(PPI)が1年前より9.9%上がって過去最高となった。生産者物価上昇は時差を置いて消費者物価を引き上げる。6月生産者物価指数は前月より0.5%、前年同月より9.9%上がったということが分かった。

22日、韓国銀行によると、6月PPIは前月より0.5%上がった120.04(2015=100)となった。6カ月連続で上昇し、指数基準では過去最高だ。1年前に比べると9.9%上がって19カ月連続で上昇した。

 
部門別では農林水産品は農産物(1.2%)と水産物(3.0%)が上がって前月より0.7%上がった。工業製品(0.7%)、電力・ガス・水道および廃棄物(0.2%)、サービス(0.2%)など上昇しない品目がなかった。

特に、サービス業種内の飲食店および宿泊の場合、前月より0.7%、前年同月より7.8%上がった。韓銀のソン・ジンシク物価統計チーム長は「飲食店および宿泊サービスは食材費や人件費、物流費などが上がって9カ月連続で上昇の勢いが続いた」と説明した。運送サービスも航空機運賃が上昇して前月より0.6%、前年同月より7.9%上がった。

細部項目別には農林水産品中には玉ネギ(84%)やクロソイ(19.7%)などの価格が大きく上昇した。工業製品の中ではガソリン(11.2%)や軽油(9.8%)の上げ幅が大きかった。特に、今後畜産物価格に影響を及ぼす飼料価格は養豚用配合飼料(3.8%)と羊牛用配合飼料(3.9%)などが全部上昇した。飼料の場合、前年同月に比べて上昇率ではそれぞれ24.8%、23.5%を記録した。

PPIは国内生産者が国内市場に供給する商品とサービスなどの価格変動を示す。品目により1~3カ月の時差を置いて消費者物価指数(CPI)に反映される。6月CPIは前年同月より6%上昇し、1998年11月以降23年ぶりに最高となった。

輸入品の価格まで含んで国内に供給される品目の価格変動を測定した国内供給物価指数は前月より0.8%、前年同月より16%上がった。前月に比べて原材料(4.2%)、中間材(0.3%)および最終材(0.6%)などが上がった結果だ。

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