韓国、7月も対中貿易収支「マイナス」…輸出主力市場が揺れる
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.07.12 09:49
30年間韓国の産業界の主力輸出先だった対中貿易が揺れている。産業競争力低下とグローバルサプライチェーン再編などが複合的に作用して輸出が減少する兆しを見せ、貿易収支赤字幅は大きくなっている。対中貿易赤字が長期化するだろうという懸念まじりの見通しも出ている。
関税庁は11日、今月1~10日基準の輸出額が158億ドルで前年同期比4.7%増え、輸入額は213億ドルで14.1%増加したと明らかにした。輸出入ともに増えたが輸入増加幅が大きくて貿易収支は55億ドルの赤字となった。