全世界がインフレ…トルコは最悪、物価74%上昇
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.07.07 14:41
世界中が高騰する物価に疲弊している。ウクライナ戦争に伴う原材料価格の上昇、中国のゼロコロナ政策にともなうサプライチェーン(供給網)の混乱、気象条件悪化に伴う穀物収穫量の減少など悪材料が一気に重なった余波だ。
6日、経済協力開発機構(OECD)によると、主要加盟35カ国の5月消費者物価指数(CPI)が前年比平均9.6%上昇したと集計された。4月(9.2%)と比較して0.4%ポイント上昇し、1988年8月以降、33年10カ月ぶりの最高記録だ。OECDは「エネルギーおよび食品価格の上昇に主に起因する」と説明した。
2桁以上の上昇率を記録した国は10カ国あった。トルコ(テュルキエ)が73.5%で最も高かった。トルコの殺人的な物価上昇の1次的理由はロシアのウクライナ侵攻のためだ。