韓国、NATO首脳会議日程に秘書官夫人同行問題「国家スケジュールに民間人?」「対価性がないので大丈夫」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.07.07 11:07
尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領夫婦の北大西洋条約機構(NATO)首脳会議日程に李元模(イ・ウォンモ)大統領室人事秘書官の夫人シンさんが同行して論争が起きている。シンさんは先発隊に合流して尹大統領よりも5日先にスペインに向けて出国した。シンさんは歴訪の間、金建希(キム・ゴンヒ)夫人の日程に関与して大統領専用機で一緒に帰国した。
金夫人と私的な親交があると知らされたシンさんが民間人の身分で大統領日程に同行したことを巡り批判が続いている。共に民主党は「国家規律問題で、国会で深刻に扱うべき事案」と言った。禹相虎(ウ・サンホ)民主党非常対策委員長は「国政壟断の主犯崔順実(チェ・スンシル)も朴槿恵(パク・クネ)の古い知人で、活動を支援した信じるほどの人ではなかったか」と話した。
大統領室側はシンさんが日程の企画および支援に参加はしたが、金夫人に随行したことはないと話した。また「民間人ボランティアメンバーも歴訪に必要な場合、その他随行員資格で歴訪に参加することができる」と説明した。シンさんが大統領専用機を利用し、事実上第2部属の役割を果たしたのではないかという指摘に対しては「随行員身分であるうえ、別途の報酬を受けないため特恵や利害の衝突余地はない」と話した。