文在寅（ムン・ジェイン）前大統領の梁山（ヤンサン）私邸近隣のデモに関連し、共に民主党のヒョン・グンテク前選挙対策委員会報道官は「文前大統領より金正淑（キム・ジョンスク）夫人がさらに苦しんでいる」と話した。

ヒョン前報道官は５日、ＹＴＮラジオ『イシュー＆ピープル』に出演して最近梁山私邸に行ってきたことを伝えた。

また、最近、チャン・ギョンテ、キム・ヨンミン、キム・ナムグク、チョン・ジュノ、クォン・インスク、イ・スジン（比例）議員とともに梁山私邸を訪れた。

ヒョン前報道官は私邸付近のデモ状況を見て解決に力を添えるために私邸を訪れたと明らかにした。また、「今私邸の最も大きな問題」として「状況を見て法的な助言をする必要があった。行っておよそ２時間程度会話したが、話を交わす途中にも悪口や音楽の音が聞こえ続ける。他の見方をすれば、正常な生活が不可能な水準」と伝えた。

また、「これは実際、デモ保障の問題でなく、いじめの問題だ。そのため、これを解決する方法を探すべきだが、政治的な解決も必要だが法的な解決も必要だ」と述べた。

「党内状況と重なって私邸を訪れたのではないか」という司会者の質問には一線を画した。ヒョン前報道官は「それは違う。なぜなら、文前大統領は今政治に関与しないと考えている方だ。政治的な話もなかった」とした。

ヒョン前報道官は「直接行って聞いてみたら、おそらく文前大統領は長い間政治をして悪口を聞いたこともあるし、大きな非難を浴びたこともある。だが、金正淑前夫人のような場合は直接政治に関わった方ではない。また、性的な侮辱の発言もあるそうだ。そのようなことが耐え難いのだ。大統領のように政治に関わってそのようなことに馴染んでいる方とそうでない方、そのような違いがある」と話した。

同時に、「それは金前夫人だけでなく、住民たちも同じ」として「住民も、他の見方をすれば、とても連日聞こえる音にとても苦しさを訴えているため、早く政界で解決方法を探るべきだと考えた」と強調した。