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駐中米国大使「中国、ロシアのうそを拡散するのはやめろ」…中国清華大で舌戦

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.07.06 09:14
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4日、中国清華大学で開かれたフォーラムに出席した駐中米国大使のニコラス・バーンズ氏が中国外交部に対して「ロシアの『宣伝』を繰り返すな」と非難した。ウクライナ戦争の責任を巡る攻防から出た言葉で、駐在国の大使がこのように直接的な発言をするのは珍しい。

バーンズ氏の発言は、この日中国清華大学と中国人民外交学会が共同主催した第10回世界平和フォーラムの「国連と国際秩序」セッションのときにあった。ロシアのウクライナ侵攻に関連し、中国がこの国際危機に対応するためにどのようなことができるかという質問を受けると、バーンズ氏は「(中国)外交部報道官はウクライナに存在しない米国のバイオ武器実験室に関する嘘を言わないようにしてほしい」と述べた。あわせてウクライナ戦争がNATO(北大西洋条約機構)のせいで起きたというロシアの「うその宣伝」をそのまま広めてはいけないと指摘した。

 
このセッションでは中国人司会者と米国・英国・フランス・ロシア4カ国の駐中大使が激しい舌戦を繰り広げたと中国メディア「財新」が伝えた。まるで拒否権を持っている国連安全保障理事会(安保理)常任理事国会議を彷彿とさせた。

舌戦の砲門は2001年から2004年までNATO駐在米国大使を務めたバーンズ氏が開いた。バーンズ氏は「ロシアが何の『挑発』も受けなかった状況で武力でウクライナの国境を越え、多くの民間人死傷を招いた」とし「また、多くの国家の農産物流通を遮断し、食糧危機をもたらした」と非難した。バーンズ氏は「現在、国際秩序が直面した最大の脅威はロシア-ウクライナ衝突」としながら「この戦争を直ちに終わらせることが国連総会で軍事行動に反対票を行使した141カ国すべての願い」と強調した。

米中関係について、バーンズ氏は「両国は現在、貿易・先端技術・安保・価値観などの分野で非常に複雑な競争関係にある」と定義した後、「競争にも無意味な衝突は可能な限りなくすべき」と強調した。ロシア大使は指導者の支持率で自国の優位を主張した。アンドレイ・デニソフ駐中ロシア大使は「プーチン大統領のロシア国内支持率は91%である反面、バイデン大統領の支持率は36%にすぎない」としながら「ロシア国民は何が正しく何が正しくないのかよく知っている」と受け返した。

デニソフ大使も戦争の痛みを訴えた。デニソフ大使は沈痛な表情で、自分はウクライナで生まれたとし「母親もウクライナ人で誰よりも苦痛だ」と話した。だが、バーンズ氏の発言を狙って「ロシアが『挑発』を受けていないという主張に同意することはできない」と線を引いた。

◆英国大使「常任理事国が主権国の侵犯してはならない」

英国大使のキャロライン・ウィルソン氏は米国を支援射撃した。ウィルソン氏は「もし安保理任理事国各国が異なる主権国家を侵入したらどのように国際秩序が存在するか」としてロシアの侵攻を強く非難した。ウィルソン氏は国際秩序の改革を求める中国に対しては古典『孟子』の「考えに窮した場合には一人で正しく修養し、考えに至った場合には万民を救済する(窮則独善其身達則兼済天下)」を引用して「中国が国際体制を変えたいのであれば、従来の体制に本当に献身していることを示すことが最も確実な方法」と一喝した。

ローラン・ビリ駐中フランス大使は「2月24日、ロシアがウクライナの国境を越えて冷戦以降の国際秩序を違反したことが不確実性の中で唯一確実な事実」としながら米国と英国をバックアップした。

中国は外交官の代わりに学者が出た。国政諮問機構である中国人民政治協商会議(政協)の常務委員であり北京大学国際関係学院院長の賈慶国氏は学者らしく婉曲した表現で米国を非難した。賈氏は「権力の頂点に就いた米国が世界秩序に対する独自の解釈を他国に強要し、真の自由な国際秩序だと主張している」とした。賈氏は「米中両国は相手の見解として考えて、指導者は国内政治的圧力がある中でも、知恵とビジョン、勇気を発揮しなければならない」とし、葛藤解消のための解決法を提示した。

一方、中国外交部報道官はこの日の定例会見で、バーンズ大使の発言に関連して「偽りの情報をまき散しているのは米国であって中国ではない」と反論した。現職大使と駐在国外交部が同日公開非難をやり取りしたのは外交的に異例だとロイター通信は指摘した。

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